競馬界非公認★競馬初心者入門 ~今日からあなたも競馬ファン~

競馬って難しい、どう楽しめばいいの? 奥が深すぎる競馬の世界をなるべく簡単にわかりやすく、競馬の先輩(筆者)が初心者の貴方に教えていきます

ゲームで競馬を学ぶ

わたしはゲームには詳しくないのですが、

競馬ゲームの金字塔といえば『ダービースタリオン』が有名。

昔はファミコンスーパーファミコンでやりこんだもんです。

実際、これがきっかけでリアルな競馬の世界に飛び込んだ関係者

も数多くいるんです。

とにかく競馬ファン拡大に一役買ったのは間違いない作品です。

それがいまは、スマホで無料でできますからね。いい時代。

dabimas.jp

自分で馬を作り(母馬と父馬を交配させて)、調教をし、

または調教師に預け、レースに出走させて、賞金を稼ぎ、

大レースを勝つことを目的としたゲーム。

立場としては、馬主・牧場主・調教師になるという。

わたしも現在2年くらい遊んでますが、飽きないですよ。

大きいレースを勝ったりしたら楽しいもんです。

しかも一切課金なしで(開発元には申し訳ないが・・・)。

で、このダビスタの優れた点は、実際の「競馬の流れ」が

遊んでいるうちに頭に入るという点。

交配→出産→育成→レース出走→引退→種牡馬または繁殖牝馬

という馬の一生に関してもですが、レーススケジュール、

あとは、レースを勝つことでクラス(馬の格)が上がること

そんなのを遊びながらなんとなく掴めるというのがいいところ。

有名な『ウイニングポスト』という別のゲームもありますが、

スマホでタダでできるという点においては『ダビスタ』を

おススメする次第です。

ただ、ダビスタは実在の馬も登場しますが、時系列がバラバラ。

昔の馬もいれば、いま活躍している馬も出てくる。

それは現実と混同しないように。

あと、レースのクラス分けの名称がひと昔前のままです。

難しい用語ですが「現在の1勝クラスが昔の500万のまま」とか

細かい相違点はあります。そのうちアップデートされるかも。

とりあえず『ダビスタ』、ゲームから入ってみるというのも

競馬の世界を知る上ではとても良い手だと思いますね。

JRAのホームページを見てみよう

当然、わたしが競馬を始めたころにはインターネットも

なかったし、初期のJRAのページもたいしたことなかったような。

いまは超充実していますね。とりあえず、見て下さい。

ただ、天下のJRA、これはいかがなものか・・・

いう点があります。

以下のページはJRAのHPにある競馬用語集。

www.jra.go.jp

競馬ってとにかく専門用語が多いんですよ。

専門用語が多いジャンルって、例えば「株」もそうですが、

とっつきにくい。ハードルが凄く高くなるんですよ。

競馬も専門用語を覚えていく勉強は不可避なんですが、

JRAのホームページ、これを探しにくい。

本当はもっと見付けやすい位置に置くべきだと思います。

新規ファンを増やしたい・・・はずなんだから。

柳楽優弥が「稍重」を「たこしげ?」って読むCMあったでしょ?

正しくは「ややおも」と読みます。

そういうのですよ。わかんない人はわかんないから。

当ブログのことはすっとばして競馬を勉強したい!

そういう方は、ここで用語を勉強することをお勧めします。

もう一点「いかがなものか」と思う点は、

レースをリアルタイムでは見られないということ。

きょうび、競艇とかオートレースとか、リアルタイムで

レース映像を配信しているんですよ。ファンサービスで。

地方競馬は以下リンクでレースをライブ配信しています。

keiba-lv-st.jp

JRAの競馬は、レース終了後数十分後に映像が見られます。

これは、競馬専門の有料BSチャンネル「グリーンチャンネル

との兼ね合いで、そっちで利益が取れるから無料配信化には

至っていないんだと思われますが(憶測ですが、たぶんそう)

正直、リアルタイムで映像配信がないのは時代遅れだと思ってます。

ただ、そのJRAのページで見られるレース映像、いい点も。

それは「全周パトロールVTR」と呼ばれる視点違いのレース映像が

見られます。これにより、レースで馬がどんな進路を取ったか、

どんな不利があったかなどが一目瞭然。

当然、テレビ同様の普通のレース映像も見られますが、

併せて見るとレースの見方、面白みが変わってきますよ。

まずはテレビ中継を見てみよう③

テレビを見ていて、もうひとつ気づいたことがありませんか?

それは「芝のレース」と「芝じゃないレース」があるということ。


2019 有馬記念

上の動画は、かの有名な有馬記念(2019)

年末に中山競馬場(千葉県)の芝コースで行われます。

中央競馬の大レースは、芝コースを使用して行われるものが多く

印象としては華やかだと思います。

一方「芝じゃないレース」というと・・・


2019 フェブラリーS

ダートコースのレースです。「砂」です。「土」ではないです。

上の動画は、フェブラリーステークス(2019)、

2月末に東京競馬場(府中)で行われる大レースです。

中央競馬では、各競馬場芝コースの内側にダートコースがあります。

NARの項目で触れましたが、地方競馬はダートコースの競馬。

盛岡競馬場だけ芝コースもありますが、盛岡競馬場の場合

芝コースはダートコースの内側にあります。

ダートのレースは芝のレースと比べると、少し地味な印象があります。

そして、中央競馬には、もうひとつのレースがあります。


2019 中山グランドジャンプ

障害レースです。

テレビ中継では見なかったけど??という人もいるかと思います。

障害レースはそもそも、数が少ないんです。

1日で見ても、早い時間に行われたり、地上波テレビの時間帯には

行われなかったりします。1日1レースとか。ない時もあるし。

ただ、障害レースでも大レースはあります。

障害レースは、札幌・函館以外のJRA競馬場で行われます。

正直、平地(障害レースではない普通の)レースよりも、

数も少ないし、スターホース・スター騎手も少なく人気は低いです。

しかし!!

とってもハラハラして見ることができます。

というのも、常に「落馬」の危険があるからです。

平地のレースでも落馬はありますが、障害レースはその倍以上の

危険性があります。特に障害を飛越するときです。

落馬は騎手も馬も、大怪我に繋がる可能性もありますし

下手すれば命を落としかねません。

だから、お金を賭けていなくても、ドキドキハラハラして

観ることができます。実はすごく面白いんですよ。

(実況)「踏み切って~ジャンプ~」という瞬間は毎回息を飲みます。

中央競馬には「芝のレース」「ダートのレース」「障害のレース」

以上の3つがあると覚えておきましょう。

まずはテレビ中継を見てみよう②

結局のところ「当たった、外れた」とテレビでやってるもんだから

競馬は「馬券ありきで楽しめるもの」って前提がある・・・

ような気がしませんか?

楽しみ方はそれぞれです。

馬券を買わなくても楽しいと思えれば、それはそれで

超平和だと思います。お金をかけずに楽しめるわけですから。

わたしは馬券を買わなくても楽しめる派かも

そう思った人は得です。その気持ちは大切にして下さい(迫真)。

テレビで必ずと言っていいほど出演しているのが、解説者。

元・調教師、元・騎手、スポーツ新聞記者

彼らの解説は為になります。なるべく聞いておきましょう。

ただ、彼らの「予想」はあてになりません。

というのも、どんなに凄い騎手・記者であっても、

どうでしょう、馬券が当たる確率は3割あるかないか・・・。

統計をとったわけではありませんが、7割・8割、いや5割も

当てる人はいません。まあ、見たことがないです。

また別の機会に書きますが、馬券で利益を出し続けることは

東大に入って政治家になることよりも難しいことです。

だからと言って彼らが「インチキ」「詐欺師」とは言えません。

そういうもんなんです。

個人的におススメの解説者は、細江純子さんです。

彼女は元・騎手。1996年にJRA初の女性騎手として

同期の他2名の女性騎手とともにデビューしました。

藤田菜七子騎手の大先輩ですね。

当時の女性騎手フィーバーは同期の牧原騎手が牽引していました。

見た目が断然良かったんです。一方、細江さんは・・・

「はにわ」と言われていました。

騎手としては残念ながらいまいちでしたが、引退後は解説などの

お仕事で活躍しています。

彼女は元・騎手なので馬の体を的確に評論できるし説得力があります。

競馬評論家といわれる人は、競馬を観てきただけの人が多いんです。

乗馬もしたことがない人。凄く詳しいだけの太った人とか。

たとえば野球の話でいうと、野球もやったことがないのに、

テレビで野球解説する人ってあまりいないですよね。

大体プロ野球OBがやってます。

競馬はそうでもないんです。大卒→新聞記者→解説者に、とか。

競馬において、彼女のような「元・騎手」で語る人は貴重です。

そんな彼女、下の動画でスナックのママという「別人格設定」で

ユーチューバーとしても活動中。

とにかく下ネタが大好き(素でそうみたい)。話が上手。

現役時代は、こんな人になるとは思わなかったんだけど。。。


【下ネタ】ズンコの下ネタ特集

この項目、③に続きます。

まずはテレビ中継を見てみよう①

競馬を見たい方は、ネットもいいですが、まずは

地上波のテレビで「競馬中継」を見ることをお勧めします。

土曜日「ウイニング競馬」(関東)、「うまDOKI」(関西)

日曜日「みんなのKEIBA」(関東)、「競馬BEAT」(関西)

BSだと「BSイレブン競馬中継」。

テレビ神奈川千葉テレビテレビ埼玉では

BSイレブンの中継の一部を「JRA競馬中継」として放送。

BSでは有料の「グリーンチャンネル」という競馬専門のチャンネルが

ありますが、それをいきなり観る人はいないでしょう。観ないでいい。

まずは、地上波で競馬に触れる。これが第一歩。

構成はだいたい、レース中継と出演者の予想がメインです。

タレントが出てたり解説者が出てたり、似たようなもんです。

オッズとか馬の名前とか馬券の種類とか色々わからないでしょう。

いいんです。

とりあえず、眺めましょう。

ひとつ、気づく方は気づくことがあると思います。

それは、2場、ないしは3場でレースが行われていること。

JRAの競馬は基本的に、関東と関西で同時に行われます。

例えば・・・東京競馬場京都競馬場

それにもう一場を加えて行われることも多いです。

東京競馬場京都競馬場小倉競馬場・・・とか。

JRAの競馬は、毎週1場で行われているんじゃないんです。

ただ、同じ関西圏、京都競馬場阪神競馬場で同時に行うことは

ありません。「東京(府中)中山(船橋)で同時」もないです。

だいたい、各地のメインレースは15時20分~15時45分。

当然、注目度の高いメインレースに合わせて構成されています。

②に続きます。