競馬界非公認★競馬初心者入門 ~今日からあなたも競馬ファン~

競馬って難しい、どう楽しめばいいの? 奥が深すぎる競馬の世界をなるべく簡単にわかりやすく、競馬の先輩(筆者)が初心者の貴方に教えていきます

はじめまして~御挨拶~(固定記事)

東丈(あずまじょう)と申します。

競馬歴約30年のオッサンです。

akuheki.hatenablog.com

上記のブログでマニアックな競馬記事を執筆しています。

「競馬教えて」「競馬って難しそう」「競馬って楽しい?」

そんなことをプライベートでよく聞かれます。

「じゃあ、初心者に向けてちょっと別のブログ書いてみるか」

そう思ってこのブログを立ち上げました。

わたしが競馬と出会ったのは高校生のとき

周りの悪友が高校生なのに馬券を買っていたので(ダメなことです)

それがきっかけで競馬にのめりこむ運命に・・・。

当時はインターネットもなく、手探りで雑誌を買ったり

本を買ったりして知識を身に着けていったものです。

いい歳になったいま、どういうわけか新規の競馬ファン

「競馬の楽しさを伝えていきたい」

その思いが急に沸き上がり、アクションを起こしました。

とは言っても、わたしは競馬の全てを知っているわけではありません。

でも、初心者の方に教えてあげられることは多々ある、と

自負しています。もちろん教えてあげられないこともあります。

「本当に1から競馬をやってみたい」

「馬券を買ってみたいけど、どうしたらいいかわからない」

そんなアナタに向けて、こつこつ競馬の先輩として

このブログを書いていけたらな・・・と思っております。

まあ、JRA(日本中央競馬会)も初心者講座と称して

ホームページや動画でファン獲得に尽力していますが。

お上(かみ)はお役所仕事ですから、教えていいこと悪いこと

表現の不自由なんかもあるわけです。

こちらは当然「非公認」なので超フランクに行きます(笑)。

知識を増やすのは、少しずつでいいと思います。

というか、わたしも一気には書けませんし(汗)。

どうか、長いお付き合い宜しくお願い致します。

「気づいたら、わたし、けっこうな競馬通じゃん」

貴方がここを訪れているうちに、

そんな風になって頂ければいいかな・・・と思います。

本当に段階を追って、ひとつひとつ、テーマを設けて

なるべくわかりやすく書いていこうと思います。

あと、わたしはアナログ人間なので、

加工画像とか映像を使いこなせないことはご容赦下さい。

さあ、楽しい競馬の世界が待っています。

一緒に競馬を楽しんでいけたら幸いです。

【このブログの見方】

サイドバーに記事をカテゴリー分けしていますが、

目当ての「知りたいこと」に手っ取り早くたどり着きたい場合は

サイドバーのところにある「検索」にキーワードを入れると

知りたいことが書かれている記事を探しやすいかと思います。

本当に一から、競馬の「け」から書いていますので、

1番最初の【2020年2月3日】の記事から読んでいくのも

おススメです。あなたの「競馬の先輩」となれますように!

新聞の見方(距離別成績)

f:id:azumajoo:20200226034317p:plain

字が潰れてて見にくいかもしれませんが・・・

距離別成績の見方です。これは簡単です。

一番右(太字)が2400(そのレースの当該距離です)。

左にいくにつれ、1500メートル以下

それ以上の距離、それ以上の距離と刻んでいきます。

5月7日生と書かれた上の馬を見てみましょうか。

2400メートルは未経験です。全て「0」ですから。

1500以下では、2勝しています。

1600~1700は4着以下が1回。

1800~2000は4着以下が1回となります。

この馬は1500以下が良さそうですね。

上から1着、2着、3着、4着以下という表記です。

最高時計はわかりやすいですね。

左側の馬は東京芝の2000メートルでは、2039で9着

ということになります。「2039」って? と思いますよね。

競馬の新聞では「2分03秒9」をこうして

表記する新聞が多いです。分と秒を抜かして読み取りましょう。

自分語りで恐縮ですが、わたしは学生時代、短距離走は速かったけど

長距離走は大の苦手でした。もう途中で歩いていましたから。

馬も、得意な距離、苦手な距離があるのです。

みんな同じような見た目をしている競走馬ですが、

得意分野は各々全然違います。

ウサインボルトに長距離走が向くか?・・というとどうでしょう。

競走馬も同じことが言えます。

向いている距離は、性格、血統、体形、内臓で変わってきますが

それで見極めるのは初心者には難しすぎます。

ある程度の適性を見抜くのが距離別成績というファクターです。

ただ、これで完璧に得意不得意な距離が見抜けるか?というと

そうとは言い切れませんが、目安になることは間違いないです。

ここにも「競馬ブック」の新聞の見方を貼っておきます。

細かいことは、他所に投げちゃう!(笑)

www.keibabook.co.jp

新聞の見方(馬名~馬主とか)

f:id:azumajoo:20200226174927p:plain
新聞(馬名)

さて、新聞の見方シリーズ再開です。

画像は、わたしが競馬を始めた頃の新聞の一部です。

約30年前です。競馬新聞、いまも基本は変わってません。

昔の人が凄いのか、進化がないのか・・・。

わたしは前者だと思っています。

限られたスペースに「これでもか」と情報が詰め込まれている

新聞の馬柱(馬名~成績まで掲載された一行)は発明ですよ。

ではさっそく・・・

ミホノブルボンのところで見ましょうか。

ミホノブルボンが馬名です。このレースは15番枠に入りました。

右はミホノブルボンのお父さんの名前(マグニテュード)、

左はお母さんの名前(カツミエコー)。

()内は母方のおじいちゃんの名前です。

毛色が栗毛(くりげ)で、関西(栗東)所属の「西」マークが付いています。

斤量(背負う重さ)は57キロで牡(オス)の4歳と記されています。

その下の太字が騎手の名前。

その下の2行は賞金とクラス。この辺は新聞によって違うと思います。

その下は厩舎名。「栗」=栗東の厩舎。「南」=美浦・南の厩舎。

「北」=美浦・北の厩舎です。厩舎は「きゅうしゃ」と読みます。

ミホノブルボンを管理していたのは、栗東の戸山厩舎となります。

厩舎は関西が栗東、関東は美浦(北と南があります)と覚えましょう。

予想印に関しては以前詳しく書きました。以下をご覧ください。

keibanosenpai.hatenablog.com

その下は馬主の名前です。

その下は生産牧場の名前です。その馬の生まれ故郷ですね。

ここまでで一部です。

わたしの説明では足りないと感じる方は、以下の「競馬ブック」の

サイトをご覧ください。横読み新聞ですけどね。

まあ、「競馬ブック」は間違いないです。

www.keibabook.co.jp

いま地方競馬で最もアツい馬とは?

残念ながら、フェブラリーSでは地方競馬の馬が大敗してしまいました。

南関東最強馬・モジアナフレイバーもやはり厳しかった・・・。

南関東最強=地方競馬最強と言っても過言ではありません。

というのは、南関東競馬地方競馬のなかで賞金が高く

集まる馬のレベルも高い。だからレースレベルも高くなる。

ゆえに、そう言えるわけです。

しかし、視点を「全地方競馬」というくくりにして

いま一番アツい馬と言ってもいいかもしれない馬は・・・

帯広ばんえい競馬の馬・ホクショウマサルと言えるでしょう。

この馬、日曜日のレースでなんと31連勝を達成しました。

以下はレース映像です。


【帯広競馬】ウィナーズカップ2020 ホクショウマサル31連勝なるか

地方競馬の連勝記録(ばんえいサラブレッド平地競走問わず)は

足利競馬(もう今はありません)で走っていたドージマファイター

という馬が、1996年2月から2000年11月にかけて

29連勝を記録。

ドージマファイターの記録は地方競馬サラブレッド平地競走のもの。

それを今年1月に30連勝で破ったのがホクショウマサルです。

ばんえい競馬は世界でここだけ。つまりは世界記録!

ばんえい競馬は非常にマニアックな競馬ですが、

この馬は地上波テレビの取材が来るなど、注目を浴びています。

いつまで連勝が伸びるのか? 負かす馬はどの馬か?

わたしもばんえい競馬に詳しくはありませんが、

土日の中央競馬が終わったあともナイターでやっているので

ネットで観戦するのも面白いですよ。土日月の開催です。

【フェブラリーS】結果は2着が大波乱も二刀流馬誕生!

フェブラリーステークス、勝ったのは1番人気モズアスコットでした。

先日触れましたが、これで芝・ダート両方でGⅠレースを勝ったことに。

今後、モズアスコットは海外のレースを目指すそうです。

モズアスコットは1番人気でしたが、2着がケイティブレイブ

これがなんと16頭中16番人気!!

1番簡単な馬券(複勝=3着内に来れば当たり)が100円買ってたら

2160円に。1番難しい馬券(3連単=1・2・3着を順に当てる)

は100円買ってたら46万4920円!

わたしはハズレました。

ケイティブレイブが人気がなかったのは成績を踏まえてという面もありますが

騎手の長岡禎仁騎手が初GⅠ騎乗というのもあったでしょう。

そもそも長岡騎手は今年で9年目の騎手ですが、成績は正直・・超イマイチ。

今年はまだ勝っていません。

去年は年間で3勝、一昨年は年間で1勝でした。

ちなみに、モズアスコットで勝ったルメール騎手は、

日曜日だけで8レース乗って6勝しています(←これは凄いこと)。

長岡騎手はケイティブレイブの調教(普段の練習)を担当していて

今回はいままで乗っていた騎手がこの馬に乗れないことから

「いつも調教をつけてこの馬のことをわかってる長岡を乗せよう」

と陣営から御鉢が回ってきた・・・という経緯なんですよ。

騎手人生、最大のチャ~~ンス!!

GⅠ初騎乗とはいえ、ドベ人気でプレッシャーも少なかったのが

良かったのかもしれません。2着でしたが大仕事をしたと言えます。

騎手の世界はいま、外国人騎手が人気で、あと日本人騎手も

人気騎手は乗り馬に恵まれますが、そうでない若手騎手は

成績を挙げるのになかなか苦労するという状況があるんです。

レースに乗せてもらうだけでもひと苦労なんです。

これを機に長岡騎手にはいい馬の騎乗依頼が増えるかもしれません。

こういう長岡騎手の苦労を知る人は判官贔屓的に馬券を買って

応援できたかもしれません。

それを知っていても、わたしは買えませんでしたが・・・(泣)。

そうそう人馬ともに大怪我からの復活を遂げているんですよね。

そういう意味ではドラマチックな人馬だったか。詳しくは以下で。

headlines.yahoo.co.jp

【フェブラリーS】予想

akuheki.hatenablog.com

別のブログで書いています。

よかったら覗いて下さい。

もちろん、当たりを保障するものではありません。

一応、今週書いてきた流れで披露した次第です。

地方の馬は切りました。

第一にレースの流れが違うからです。

やはり中央競馬のGⅠレースは厳しいんですよ。

それと、モジアナフレイバーとノンコノユメに関して。

地方競馬ではスタートの寸前まで厩務員が

ゲートの後ろで尾っぽを持つことが許されています。

これは出遅れを防ぐためです。

しかし、中央競馬では許されていません。

2頭はそれを今までやっていて今回はそれができない。

そういう不利もあるからです。

それでも来るかもしれませんけどね。。。