競馬界非公認★競馬初心者入門 ~今日からあなたも競馬ファン~

競馬って難しい、どう楽しめばいいの? 奥が深すぎる競馬の世界をなるべく簡単にわかりやすく、競馬の先輩(筆者)が初心者の貴方に教えていきます

日本には2つの競馬組織がある ~NAR編~

「JRA」ともうひとつは「NAR」です。

地方競馬ですね。

中央競馬農林水産省=国が胴元。

地方競馬地方自治体(各都道府県)が胴元。

と考えて下さい。

競馬場は、帯広・門別(北海道)・水沢・盛岡(岩手県

金沢(石川県)・川崎(神奈川県)・大井(東京都)・浦和(埼玉県)

船橋(千葉県)・笠松岐阜県)・名古屋(愛知県)

園田・姫路(兵庫県)・高知(高知県)・佐賀(佐賀県

とあります。

どの競馬場も、中央競馬の競馬場と比べて小さいです。

そして、華やかなのは大井競馬場くらいでしょう。

あとは地味というか、趣があるというか。

ただ、馬とレースを近くで見られる分、いい感じです。

「今日もどこかで走っている」という地方競馬のコピーがあるように

地方競馬は土日・平日、どっかしらやってます。

今は日本全国の地方競馬をネットで観戦できます。

地方競馬には各競馬場に所属している馬がいて、

所属している騎手がいます。

中央競馬の騎手・所属馬とは別です。

ひとつ、書いておかなければいけないのは

帯広競馬は「ばんえい競馬」と言って、競馬の質が違います。

サラブレッドではなく「ばんば」といわれる約1トンの馬が

200メートルの直線走路をそりを引いて障害を上り下りし

レースをします。走るというより、歩く感じです。

なんと、ばんえい競馬をやっているのは世界で帯広のみです。

人によっては「観ててかわいそう」という感想を持つ人も

いますね。それだけレースは過酷に見えるんです。

あと、もうひとつ。

地方競馬は基本的に砂の上を走ります。

砂コース=ダートコースといいます。

中央競馬は、芝コース、砂コース、両方でレースが行われます。

盛岡だけ地方競馬で唯一砂コースと、芝コース、両方あります。

それ以外の地方競馬場は、砂コースしかありません。

地方競馬といえば、砂(ダート)コースなのです。