日本には2つの競馬組織がある ~NAR編~
「JRA」ともうひとつは「NAR」です。
地方競馬ですね。
と考えて下さい。
競馬場は、帯広・門別(北海道)・水沢・盛岡(岩手県)
金沢(石川県)・川崎(神奈川県)・大井(東京都)・浦和(埼玉県)
とあります。
どの競馬場も、中央競馬の競馬場と比べて小さいです。
そして、華やかなのは大井競馬場くらいでしょう。
あとは地味というか、趣があるというか。
ただ、馬とレースを近くで見られる分、いい感じです。
「今日もどこかで走っている」という地方競馬のコピーがあるように
地方競馬は土日・平日、どっかしらやってます。
今は日本全国の地方競馬をネットで観戦できます。
地方競馬には各競馬場に所属している馬がいて、
所属している騎手がいます。
中央競馬の騎手・所属馬とは別です。
ひとつ、書いておかなければいけないのは
サラブレッドではなく「ばんば」といわれる約1トンの馬が
200メートルの直線走路をそりを引いて障害を上り下りし
レースをします。走るというより、歩く感じです。
なんと、ばんえい競馬をやっているのは世界で帯広のみです。
人によっては「観ててかわいそう」という感想を持つ人も
いますね。それだけレースは過酷に見えるんです。
あと、もうひとつ。
地方競馬は基本的に砂の上を走ります。
砂コース=ダートコースといいます。
中央競馬は、芝コース、砂コース、両方でレースが行われます。
盛岡だけ地方競馬で唯一砂コースと、芝コース、両方あります。
それ以外の地方競馬場は、砂コースしかありません。
地方競馬といえば、砂(ダート)コースなのです。