騎手の過酷さ・・「落馬」【藤田菜七子騎手の落馬事故によせて】
土曜日、藤田菜七子騎手がレース中に落馬しました。
落馬というのは、文字通り「馬から落ちること」。事故です。
結果、鎖骨骨折でプレートを入れるんだとか。
言い方はアレですけど、その程度で良かった。
その程度? 何を言ってるんだ!?
そう思う方もいるかもしれませんね。
いや、落馬って本当に凄い危険なんです。
騎手生命はおろか、命を落としかねないんですから。
落馬し体重500キロの馬に踏まれるケースとかざらにあります。
落馬によって障害を負い騎手を引退した人、命を落とした人
たくさんいます。
そういう意味では、まだ「鎖骨骨折程度」で良かった、と。
ボルトが入っていた・・・なんてニュースも最近ありましたね。
彼は2度の大きな落馬事故で長期休養を余儀なくされました。
本当に、騎手という仕事は命がけなんです。
だから絶対に、ファンとしては馬券が外れたからといって
「落ちろ!」とか「死ね!」とか思っちゃいけません。
そんなの人として言うまでもないですが。
ちなみに・・・
馬券も対象の馬が落馬した時点でハズレと同じ扱いになります。
※枠連という馬券に限り同枠の馬が2着以内に来れば大丈夫。
残念ながら補償的な払い戻しはありません。
だから、全馬・全騎手無事にゴールすることが第一なんですよ。