競馬界非公認★競馬初心者入門 ~今日からあなたも競馬ファン~

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騎手の過酷さ・・「落馬」【藤田菜七子騎手の落馬事故によせて】

土曜日、藤田菜七子騎手がレース中に落馬しました。

落馬というのは、文字通り「馬から落ちること」。事故です。

headlines.yahoo.co.jp

結果、鎖骨骨折でプレートを入れるんだとか。

言い方はアレですけど、その程度で良かった。

その程度? 何を言ってるんだ!?

そう思う方もいるかもしれませんね。

いや、落馬って本当に凄い危険なんです。

騎手生命はおろか、命を落としかねないんですから。

落馬し体重500キロの馬に踏まれるケースとかざらにあります。

落馬によって障害を負い騎手を引退した人、命を落とした人

たくさんいます。

そういう意味では、まだ「鎖骨骨折程度」で良かった、と。

三浦皇成騎手(ほしのあきの旦那)の体に凄い数のプレート、

ボルトが入っていた・・・なんてニュースも最近ありましたね。

彼は2度の大きな落馬事故で長期休養を余儀なくされました。

本当に、騎手という仕事は命がけなんです。

だから絶対に、ファンとしては馬券が外れたからといって

「落ちろ!」とか「死ね!」とか思っちゃいけません。

そんなの人として言うまでもないですが。

ちなみに・・・

馬券も対象の馬が落馬した時点でハズレと同じ扱いになります。

枠連という馬券に限り同枠の馬が2着以内に来れば大丈夫。

残念ながら補償的な払い戻しはありません。

だから、全馬・全騎手無事にゴールすることが第一なんですよ。